“思いやり”は副作用のない、ハートに効く秘薬。
先日、本サイトへ引っ越しを思い立ちまして悪戦苦闘の末、何とか元の記事などをうまく移管させることができまして一安心です。よりよいサイトにして参りますので、改めまして引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
さてどうして急に?といいますのも、サイトをいろいろ編集したくて機能拡張をしようとしましたら有料化が必要ですとのこと。しかも月額¥2,900-という馬鹿にならない金額!えーみんな無料でやってるやんなんでー?!と迷走していたら、どうやら使用していたWordpress.comという初心者がとりあえず始めよう便利ツールだと機能拡張が有料。一方、Wordpress.orgという最初は少し大変だけど長く使う人には最適な大本システムだと機能拡張は無料で可能とのこと。
んー、まず名前がとっても紛らわしいような。かつ、なーぜWordpress.org一本にしんのやー?という素朴な疑問。なんとなく一見親切そうな大義名分の陰に、ややスケベ根性的な商売気が香り漂うような…。
いずれにせよ、知らなかったわたしが悪い。やはり新規のスタートに際しては、ある程度の初期の情報収集というほんの一手間が、後々がっつりな大仕事と化して返ってくることを身に染みて反省した次第です。ただ結果的に回り道して色々と勉強になったので、やっぱり親切なのかな…?(笑)。
さて、前編の食塩相当量調整プログラムは果たして続けることができたのでしょうか?(プログラムの内容は同タイトル前編をご覧ください)
これは生まれ持った真面目さがなんとか欲望に打ち勝ち、週単位で無事ノルマをクリアいたしました!その頃に記録用でつけていた日誌があります。ある日のページがこんな感じです。(緑丸が塩分相当量。左下は合計。)
最初は大変ですが続けることでいつしか負荷を感じなくなってくる。それが継続や習慣の最たる効能です。ただその反面、イレギュラーにめっぽう崩されやすいというのが弱点だと個人的には感じています。4月に始めると一体何が待っているのか。そうなんです、GW(ゴールデンウイーク)です。別記事で題材にしましたあの某遊園地等々の安らぎの日々が、わたしから食塩相当量への興味・関心・意欲を一気にそぎ落としていきました。味の濃い~濃い~カツカレーをたらふく食べましたが、別に体調は何ともありません。実際気にしてたほどではないのではないか、別に主治医から塩分対策を指導されたわけでもないわけで…。
そんなモチベーションから、食事毎の個別食塩相当量を日誌に書かなくなって幾日か過ぎたある日のことです。妻がキッズ達と図書館に行きました。帰ってきたキッズ達に本でも読んであげようと借りてきた本が入った手提げをのぞき込みました。すると、出てきたのは心不全とは何かを書いた本、がんを撃退する食事療法の献立が書かれた本が小さな絵本を差し置いてずっしり出てきました。その一幕に特に交わされた言葉はありません。ですが、目の前の事実(子供を引き連れ図書館に行って、探して、借りて、持って帰ってきた本)がはっきりとメッセージをわたしに伝えます。あなたのことが心配なんです、と。
黙して語るとはこのことです。まるで目が覚めたようにわたしのハートが、エネルギーの流れが一気に切り替わりました。人に何かを訴えかける最も強力なツールは事実(物や行動)ではないでしょうか。美しい響きや聞こえの良い単語を連ねた言葉は大変便利で有能です。ただ、その真価が発揮されるのは、たしかなバックグラウンド(背景)に支えられたときです。当時、コミュニケーション不足で妻とは少し距離があった期間だったと記憶しています。逆境に身を置くほどに、思いやり(行動)の有無が試され明暗を分かつのです。例えるならば永久機関のように、何度でも奮い立つのが人の心(心臓)の強さだと信じています。結びとなりますが、その出来事のあとのわたしの行動と妻との関係についてはもちろん書くまでもありませんので、ご安心いただくとともに割愛することにします。
さて、そんなこんなで勢いに乗ったわたしは資格の勉強をスタートさせました。体調にもよりますが、8月あたりに受験できればとひそかに目論んでいます。もうかれこれ6月も後半となりましたが、対策勉強は以後順調に継続しています。ただし、困ったことに大学受験のころのようにぱっと覚えることができません(キッパリ)。この時の流れというハードルを、地道な反復行動の積み重ねで補っております。なににせよ、ひとえに楽しいので万事良しです。
今日もお付き合いありがとうございます。
ではまた。