*書籍一覧_24.2.19

“わたし”を形作るかけがえのない本たち。登場する投稿と合わせて、どうぞお試しあれ。

1,『疲れない体をつくる疲れない食事 柏原ゆきよ(著)』

➀投稿リンク:
22.2.5_茶碗にのこったお米が、もったいなくてしかたがなくなる本を紹介します。

②内容紹介:
脈々と培われた日本人のDNAに合う究極の食材、“コメ(米)”であなたの仕事の成果と健康寿命のUPを目指しませんか?

③経緯:
うつ(鬱)からの復職後に同僚から紹介された一冊です。

④気づき:
人とは違う「わたし」に適したオリジナルな食事という考え方。

⑤感想:
オリジナルな食事という考え方から素敵な出会いがありました。そのわたしなりの究極食材は「豆乳」です。がん(癌)との戦いに打ち勝つ体づくりために必須な良質なたんぱく質はもちろんのこと、余分な塩分を輩出するカリウムで心不全の負荷をサポート。さらに肉などの動物性食材でありがちな胃もたれなどの胃腸系トラブルも心配いらずです。またこれはコメ(米)にも言えることですが、毎日三食続けても飽きが来ないのです。このことがDNAレベルで呼びかけられる、あなただけのオリジナル食材を見つけ出す目印なのかもしれませんね。

⑥注意点:
適しているからといって、それだけがただ一つの正解というわけではないでしょう。一点集中型は突破力こそあれど、カウンター(思わぬ落とし穴)にはめっぽう弱いもの。リスクヘッジ(バランス)もお忘れなきよう!



2,『今日から使える 認知行動療法:福井至 (監修), 貝谷久宣 (監修)

➀投稿リンク:
23.7.2_最後に“I”は勝つ。feat.うつ(鬱)。(前編)(後編)

②内容紹介:
認知(事実の解釈の仕方や受け取り方)が変われば行動が変わる。日常のストレスやしんどい気持ちの解消に役立つ技術、それが認知行動療法です。働く主人公を中心にリアリティのあるシチュエーションとストーリーに沿って、マンガと合わせて展開されていきます。実践のためのワークブックも付属しており、まさに今日から使える一冊です。

③経緯:
うつ症状に悩まされた休職中に出会い、わたしの心の再建の大黒柱となりました。

④気づき:
わたし(あなた)の普通は、実は思考のクセだらけ。

⑤感想:
ある出来事に対して、悩む人もいればやる気に弾みがつく人もいます。どうやらわたしは前者の色が強いタチで、本書でいう偏った認知(事実をつらく負担なものとして知らぬ間に受け取ってしまう考え方)に面白いほど合致していました。例えば、気分が乗らない日はやる気もおきない…。だから何もをやっても今日はダメだ…、そんな経験はありませんか?これは「感情的決めつけ」という推論の誤りで、理性では無く感情で物事を判断します。しかし、現実は人間の心(気分)は行動先行で簡単に変えることができます。憂鬱だけどいったん外行きの格好にとりあえず着替えてみる。次にスマホを取ってなんとなくイベント情報を調べ始めます、すると気が付けば一日外出して結果としてはずいぶん楽しく過ごせた、といった具合に。これまで気づかなかった本当のあなたにぜひ出会ってください。それは世界の見え方が変わること、自分自身に優しくなれること、どんどん味方が増えて毎日を楽しい時間に変えることです。患いから回復した今にしてみれば健康な時に能力向上本としてもぜひとも先に読みたかった、と悔やまれる一冊です。

⑥注意点:
体調がおかしい、憂鬱な気分がずっと続いている、あるいは楽しいと思えることが何もないというような状態に近いと感じる方は、本書だけでなく医療機関(精神科)への受診を強くおすすめします。それは本書を読んだり実践したりする心身の余力すら残っておらず、負担となりむしろ状態を悪化させるおそれがあるからです。日本では精神科に抵抗感を感じてしまいやすい風潮や周囲の目があります。しかし、海外ではCEO(最高経営責任者)クラスの人たちがセルフメンテナンスの習慣として当たり前のように精神科に通う一例があります。どうぞあなた自身の安全を最優先に行動してください。



3,『急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則:マルコム・グラッドウェル (著), 高橋 啓 (翻訳)』

➀投稿リンク:
23.7.2_最後に“I”は勝つ。feat.うつ(鬱)。(前編)(後編)

②内容紹介:
流行やトレンドが一気に流れ出し、爆発的に加速する劇的瞬間、それはTP:ティッピンングポイント。その仕組みを様々な事例をまじえながら解説。大きな費用や努力や時間をかけることが最善の方法ではない、そんなビジネスの“ツボ”を教えてくれます。

③経緯:
がん闘病中に読んだ本で引用されていて興味をもちました。

④気づき:
世の中には目には見えない仕組みがたくさん存在する。それらを見つけることができれば望む事柄の成功確率が大幅に高まる。がむしゃらに何かを行うよりは、ポイントを押さえる方針に注力する必要がありそうだ。

⑤感想:
人間同士の作用の中に目には映らない公式(共通するルール)の存在を見つけていく。そしてそれらを大量のデータサンプル(具体例)を元に検証解説していく本書は、透明なものを現実にあぶり出す魔法書のようでした。しかし、すでに存在しているルールを知らずに生活しているということは、ある意味こわさを感じることです。例えば、自分で決めた!という事柄たちも思い込みで、実は周りの人や環境からそう仕向けられていただけなんてことも…。そんな考えだしたらキリがない迷いの森のような現実社会を一体どうやって進んでいけばいいのでしょうか。わからないことだらけの世界に放り込まれるのです、せめて自分自身のことだけは自信をもってわかってあげなければなにも始まりません。わたしを形作るものの中で一番真ん中にあって大事なもの、きっとそれは生きる目的や行動指針です。それらを研ぎ澄まして鍛え上げたものが、わたしを通して見えない世界を見えるようにしてくれる最強の魔法書にちがいありません!書籍はまさにそのための手引きだと思えました。

⑥注意点:
注意点というと大げさですが、ご購入の際は、価格的に中古もチェックされるのがおススメです。(わたしは中古で購入しました。)



4,『会社の状態がひとめでわかる! バランスシートは箱型で読みなさい:中村儀一 (著) 』

➀投稿リンク:
なし

②内容紹介:
訪問先の与信(財務状況)の判断をパッとこなしたい!そんな要望を叶えてくれます。BS(バランスシート)を箱型でビジュアル化し、会社の特徴&成長の仕組みを6パターンにわけて簡単に掴めるようになります。Excelのテンプレートも付属しており、実践投入をサポートします。KKDとGNNでDBKな会社はイマイチかも…。さて、それはなぜ?このイニシャルの意味とは?(ヒント:こんな“人”は嫌いじゃありません(笑))

③経緯:
営業先の会社与信を短時間で見極める必要がありました。また自己資本比率40%以上だからOKというような単純で表面的な指標ではなく、もっと意味を納得できて感覚的に与信を掴みたいと日ごろから思っていました。

④気づき:
法人というだけあって人と同じで、会社も成長には段階と順番があります。

⑤感想:
付属のExcelツールも活用することで実務でも一瞬で映像としてとらえれる点と、ある時点の会社の通知簿である損益計算書(PL)ではなくこれまでの経歴を載せた履歴書である数年の貸借対照表(BS)で判断することで単年の成績で勘違いしにくい点が、早く正確に実態を読み取るために有効です。自分の勤める会社はどの段階だろうかと照らし合わせながら読み進めると人生の転機になることもあるかもしれません。なお、簿記の資格に挑戦する前の手引書としても学習理解の助けになると思います。

⑥注意点:
5年分の貸借対照表(BS)のデータの比較が推奨されています。しかし、専用Excelシートがありつつも5年分となるとすこーし入力が手間です(笑)ですので、業務では3年程度のデータをもとに活用していました。わたしは実力不足で不完全でしたが、自動入力マクロやRPAを組んでみるのもありかと思います。得意な方はぜひ挑戦してみてください。ただ何度も手入力するうちにしだいに数字を見ただけで箱型の絵が掴めるようになってくるのも確かです。最初は面倒ですが、実直に積み重ねることも自動入力と同じく本書をさらに有効活用できる方法でしょう。また入手方法はKindleなど電子書籍がおススメです。業務中にいつでもすぐに見れる方が活用しやすくなるでしょう。



5,ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集:石角完爾 (著) 』

➀投稿リンク:
23.8.18_幸せのルールブック。(前編)

②内容紹介:
奴隷の身から逃れるため大きな着の身着のままに始まった40年間の砂漠彷徨、ヒトラーとナチス・ドイツによる600万人大虐殺。およそ2000年もの間、困難と迫害の歴史を生き延びてきたのが国土を持たぬ民、ユダヤ人です。生き延びてこられたのは、彼らの持つ安全律・人生の羅針盤に導かれたからに他なりません。それが約3,000年の歴史を持つヘブライ聖書や、口伝律法とヘブライ学者の議論集であるタルムードです。記される数々の知恵は子どもたちでも理解できるほどに実用的で真実を決して見失わない教えで溢れています。そしてそれらはわたしたちの日々の生活からビジネスまで現代においても通ずるバイブルなのです。幸福とは何か。日本人からユダヤ人となった京都大学主席卒・国際弁護士の筆者が綴る時に痛快な文章は、日本の社会やわたしたちの当たり前に疑問を呈する機会を与えてくれるでしょう。

③経緯:
投資の勉強のために登録していたYouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学で紹介されていていました。習得してお話してあげれば、子どもの教育にも良いかも!という思惑もありつつ。

④気づき:
幸福とは幸福感を得ることであって、何か決まった状態のことを言うわけではない

⑤感想:
皆まで言わない(全てをあえて教え切らない)日本の文化がわたしは好きです。なぜなら、教えがどういうことを意味しているのかを、受け手の数だけ各自流に考えて学びとることができるからです。つまり、教えに至る過程においてはそろぞれのトライ&エラーの道をたどらざるを得ないしくみです。そのため確実に経験が積み重なり、実践で役立つ知恵として最終的には独自の解釈付きの型となって身につきます。それはまるで可愛い子には旅をさせろに近い、ある種の師の思いやりが見え隠れするようです。一方、ヘブライ聖書のウィズダム(教え)は、まさに羅針盤であり具体的に次の行動を決められるレベルまで最初から落とし込んでいます。ですので教えを知って実用化できるまでのスピードが圧倒的に早い。なぜならすでに解き明かされた教えに至るまでの過程をわざわざくり返す必要がない。言い換えれば、過去の失敗は決して繰り返さないしくみなのです。限られた時間の中で適切な判断を求められる令和の世。学ぶ側の使いやすさを優先することも、同じく思いやりの形だなと思います。

⑥注意点:
聖典として認められるのはあくまでヘブライ語で記述されたもののみであり、他の言語に翻訳されたものについては意味を正確に伝えていない可能性があるとして聖典とはみなされない、とのこと。そのような厳密な区別が求められるような機会はめったにないかと思いますがご留意ください。



6,社員を大切にする会社ーー5万人と歩んだ企業変革のストーリー:ヴィニート・ナイアー (著) ,穂坂かほり(翻訳)』

➀投稿リンク:
23.8.18_幸せのルールブック。(後編)

②内容紹介:
インドの5大IT企業の一角、HCLテクノロジーズの復活劇の秘密を探ります。優良企業のイメージとは裏腹に、実態は直接の競合企業に成長率で見劣りし、ついには市場シェアやブランドの占有率まで奪われているという状況、まさに競争から脱落する一歩手前に差し掛かっていました。そんな危機から救うべく会社を任されたのが、筆者のヴィニート・ナイアーでした。そして彼が打ち出した驚くべき内容、それは“従業員第一、顧客第二”。常識を覆すその理念のもと、全従業員5万人で繰り広げた文字通り“天地逆転”のサクセスストーリーの真実がここに!

③経緯:
がん(癌)闘病中のわたしに、陣中見舞いだといって送ってくれました。マネージャーを務める同僚おすすめバイブルの中からのチョイスとのこと。

④気づき:
・アイデアやツールはそれ自体よりも、副次的に後から生まれてくるメッセージや効果に価値があるケースが往々にしてある。
当たり前だと思われているほど、実は変革の芽が残っている。

⑤感想:
目的に対して100%までの効果が見込めなくても、スピードを落とすことなくまずは小さなアクションを起こしてみる。それがたくさんの仲間にもまれていくうちに、皆の予想をはるかに超えて導かれていく、その“人×人=∞”という確かな事実に心が躍りました。マネジャーという立場になれば自分の力ですべてを把握していることを求められる、というのは大間違いなのでしょう。
・“従業員第一、顧客第二”の行きつく先は、逆に顧客の利益の最大化です。なんとなく無理やり感を覚えたとき、価値の5W1Hと現実に差異や疑問を感じるとき。それらは大義名分化されて久しく、凝り固まって古くなった概念が改革を求めるサインかもしれません。自分の直観を信じて思考を回し続ける絶好のタイミングと捉えたいものです。
 
⑥注意点:
ビジネスのコツやノウハウをでチャキチャキ学びたい!という方にとっては、検索性に欠ける構成になっています。人々のリアルな心理に触れながら会社変革ストーリーを時系列で追っていき、ビジネスの諸知識や事例はその時々に登場するという流れだからです。当事者である筆者目線で心情をたどる回顧録のような構成ですので、本人になり切って感性や人間性を磨く目的で読まれるのもおすすめです。なお新品はネットではあまり見かけないので、ご購入は電子書籍か古本になろうかと思います。



7,『その言い方では、人はついてこない やる気を確実に引き出す「感情表現」スキル原敬(著) 』

➀投稿リンク:
なし

②内容紹介:
「なぜかあの人に言われると気分が乗ってくるんだよなぁ…。」には、理由があります。「それに引き換え、あの上司ときたら毎度イラっとするわぁ…。(怒)」にも、理由があります。秘密のメソッドで、全・部下たちの“やる気スイッチ”を押しまくり!

③経緯:
会社の共有文庫で発見。上司の苦労が絶えませんね。(笑)

④気づき:
キーワードは“感情”。自分をさらけ出すことで相手へ届くパイプを作り、相手が行動に移すまでの障壁をいかに取り除いてあげられる心と言葉をを供給できるかがミソ。忌避されがちな感情が、一見優位そうな論理を実ははるかに凌駕します。

⑤感想:
理不尽なお願いも、相手への言い方ひとつで起爆剤となり得ます。例を一つ抜粋しますと、上層部の判断で営業部の部下の2人のうちの1人のチームには少ない車の割り当てになってしまうとします。いかがでしょう?普通に考えたら部下は拗ねますよね。しかし、自らの正当な価値基準と気持ち、状況の理不尽さを正直に伝える透明性、部下の感情に対するケアを言葉に乗せる思いやり。必要な要素がそろえば、状況は一気に好転する可能性を秘めていることに、マネジメントの醍醐味のようなものを感じました。きっと子育てにも役立ちます。

 
⑥注意点:
自己開示の重要性がたびたび指摘されていますが、そうはいっても取捨選択は必要そうです。また強固で正当な“論理”が土台にあってこそ、オリジナルの感情が異彩を放つことは言うまでもありません。仕組みを理解するだけでは足りず、やはり鍛錬ありきと心得ます。



8,『学びを結果に変える アウトプット大全:樺沢紫苑(著)』

➀投稿リンク:
24.2.19【アイデアやひらめきが欲しいとき】_ひらめけ、アタマ!!!

②内容紹介:
わたしがうつ病対策とアウトプット技術のトレーニングを兼ねてブログを開始するきっかけにもなった一冊です。「現実世界はアウトプットでしか変わらない」に始まり、全80項目のアウトプットの手法を著者の本職の精神科医の視点から紹介しています。

③経緯:
自分のアウトプット能力を磨くべく、本屋を物色中に目が合いました。

④気づき:
インプットは学生時代の科目履修の延長の感覚で一生懸命になりやすい。しかし、定期テストがない社会人の学びにおいては、実際に試す機会を意識的に自ら見つけなければ、活用可能な学びの習得には至らないということ。

⑤感想:
ついついインプットを頑張って、やってやった気分になることがよくありました。ただ、忙しい時間を割いてまで費やした効果があったのか…。この本を最大のメリットは、ある種の“燃え尽き症候群”を回避しやすいということではないでしょうか。インプットをアウトプットとセットにとらえるべき仕組みを理解することで行動(アウトプット)を促し、行動は精神(メンタル)をさらには習慣を変えて、さらなる学びの好循環に導いてくれることがわかります。
 
⑥注意点:
投稿リンクでも触れていますが、理論的に正しい方法の全てが、自分と相性のいい方法とは限らないようです。たくさん紹介されていますが、自分の生活に実りをもたらしてくれる術を、減点ではなく加点方式で見つけると意欲的なアウトプットに繋がると思います。