24.3.20【商品の購入を迷うとき。(Vol.1_水,防災)】_ほんとにお役立ち?アイテム出会録

生きるために最も優先されるもの_水

実際に使ってみたものだけをこれからも書いていきます。
買う場合でも買わない場合でも、『ほんとにお役立ち?アイテム出会録』がお役立ち!となりましたら本望です。

 気が付けば前回の投稿から1か月が経ちました。一気に増えた入院生活に悪戦苦闘しましたが、新しい抗がん剤の結果は優・良・可で言えば“可”というのが、第1クールを終えての感想です。前回の薬と同等のQOL(生活の質)や肺への転移について状況をキープできております。ただまだ始めたばかりということもあるのか、原発の腹膜の腫瘍が小さくなったり、腹水が減ったりということはまだ見受けられない状況です。

新薬のためやはりそれなりの副作用が出たのですが、あの苦しさ…そしてただ苦しみが無いだけの有難味を思い出す機会になりました。食べれて寝れて、さらに笑えた日。そうして過ごす時間はもう、ついマヒしますがほんとうに十二分に素敵な時間ですね!さらに悩みに取り組んでいるなんていう、あなたは本当に頑張っているんです。当てはまりそうな方はどうぞそんなことでと謙遜せず、その理解第一人者としてご自身にご褒美でもあげてほしいと心から思います。

さてそんななかですが、先月からの地震に関連する取り組みとして、必ず来る次の被災に向けた防災備品の整備に着手しております。具体的に何が役に立つのかネットで調べてみると、ビニール袋はトイレにもなるとか、サランラップは万能であるとか、耳寄り情報にあふれています。気づいたのは普段から置いている案外身近な日用品が使い方によっては大活躍することがわかりました。ただし、では特別準備しなくてもよい、というわけではありません。災害という状況は普段使えているものが使えなくなる(新たに入手できなくなる)状況です。そうすると、最も重要なのは無人島と化した場所でも生命活動するに必要なもの、すなわちインフラ系への対策がやはり優先順位の高い備蓄項目だと言えます。

まずは命をつなぐ水、そしてあらゆる生活シチュエーションのエネルギーとなる電気と火です。そこで、わが家は月々の収支の範囲で随時備えていくことにし、水(7年保存できる防災用)、そして電気(と光と情報)を得られる手回し充電機能&ライト付きラジオの2つを手始めに今月入手しました。ラジオの使い勝手についてはあとでお話しようと思いますが、そんな経緯で話題になった“水”といえば、昔ウォーターサーバーを契約していた時期があったな、と思い出しました。今回は水繋がりということですが、わたし自身が実際に使用してみてどうだったシリーズ第一弾として、“ほんとに役立ち?アイテム出会録”という形で随時不定期で投稿しよう。こんな感じが今回の投稿の経緯です。

エントリー№1 “ウォーターサーバー”

さて、栄えあるエントリー№1は“ウォーターサーバー”です。結論としては、“優の90点”です!。ちなみに評価は優(90点以上、非情に良い)・良(75~89点、期待上々)・可(60~74点、期待外れもあるが使えて合格)、欠(59点以下、期待外れもう買わない)という感じででしょうか。さて、話をアイテムに戻すと、まずはどんな風に使っていたかのイメージをぜひしてみてください。

・誰にマッチング?
育児で粉ミルクを頻繁に使う人、コーヒーや料理など熱湯をよく使う人、防災にも備えたい人、etc。

・いつ?
1LDKのわが家で使用していた時期は、子どもが産まれるのをきっかけに、今の水道に浄水機能が備わっている心境に引っ越すまでの4年間ほどです。

・どこで?
置き場所はA4ノート二つ分ほど必要で、タイプによりますが高さは130cmぐらいでしょうか。キッチンの近くのダイニングテーブルの横の壁際に配置しました。席の近くで座ったまますぐに冷たい水とお湯をコップに注げるようなイメージです。なのでわざわさ冷蔵庫へ取りに行かなくてよいので食事の際は離籍せず食事の会話がはかどりましたね(笑)。

・何ができる?
わたしが借りていたタイプは冷水(6~8℃)と温水(80~87℃)がそれぞれ出るタイプでした(温水には安全ロック機能付き)。出てくる水は天然水で赤ちゃんでも煮沸なしでそのまま飲めるため、粉ミルクを溶かした温水に冷水をブレンドして適温にすればレバー1つで即座にミルクが完成します。大人の冷&温飲料(プロテイン、コーヒー、紅茶、カップスープ、etc)はもちろん、夜泣きコールに際してはは特に重宝。こちらも寝ぼけ眼で起きてミルクをあげますが、そんなめんどうな時でも手間いらずなところが非常に好感です。

・どの業者?
ちなみに私が契約していたのは「プレミアムウォーター」というブランドでした。投稿の下部などによくバナーを貼っているのは実際に使って好印象だっためでした。
(※他の投稿ページのリンクは期限切れであることが判明しました。ご参照の場合は本記事のバナー(・誰にマッチング?のすぐ上)をご活用ください。)

・どんなしくみ?
こちらのブランドでいえば、12Lの水が専用のペットボトル2個で定期的に自宅配送されてきます。そのため、基本的には12L~36Lほどの水(期限:6か月)が備蓄されている状況になります。ですので防災の観点からも非常に手間いらずで備蓄が可能な仕組みです。なお空ボトルは普通のペットボトルと処理は同じです。掃除は月1~2回ペットボトルとサーバーとのジョイント部分と出水部分をアルコールで吹いたり、水洗いしたりする程度で軽負担です(メーカー推奨頻度ではなく個人的な実用データです)。

・いくら?
金額を含む詳細仕様はバナーから飛んでみてください。だいたい水代は500ml換算で68円程度です。サーバーはレンタルでその費用は当時はかかりませんでした。

・ここが個人的に惜しい!
①:一番難儀なのは、12Lの水がでかくて重いことです。ビニールの取っ手もあり一応女性(妻)でも持てますが、サーバーにセットする際ちょっと重いなと感じるとは思います。1個ずつ段ボール梱包でそれがバンドで2個つながってくるのですが、おそらくマンションタイプの人は1Fの宅配ボックスから自力で持ち運ぶのはきついので台車がほしいところ…。配達員にドアまで来てもらった方が無難かなぁ…。
②:それなりにでかい(A4ノートの長辺の正方形ほどは十分あったように思います)ので、当時1LDKの安アパートでは備蓄の水の置き場に困りました(笑)。
③:また今はわかりませんが、当時は一度開栓するともう閉めることができない仕様でした。普段は開栓する(プラスチックの蓋を完全に取り去る)ことなく、サーバーに取り付けられるので問題ないです。非常時は電気が無いためサーバーを使うのにおそらく適さない(冷温機能や除菌清掃機が使えない)ため、でかいペットボトルのまま直接つかうため、何かに注いだりするのは小さい子には難しいでしょう。

エントリー№2 “手回しラジオ”

さて続きましてエントリー№2は“手回しラジオ”です。結論としては、“可の60点”でしょうか。…わりと低めですよね(笑)。これはわたしがハードルを上げ過ぎてしまっただけかもしれませんが、、、いや、パッケージにも思うところが…。防災用としては十分活躍しますが、この商品単体だけでは期待したある機能を果たせない点がこの得点になった最大の原因でしょうか。

・誰にマッチ?
防災時に備えたい人、登山やアウトドア活動のリスクに備えたい人、etc。

・いつ?
今月にAmazonで購入しました。まだ現場での活用はありませんが、家で試験的に使ってみました。

・どこで?
男性の手であれば片手に収まる程度のサイズです。家の防災グッズをまとめたリビングの戸棚の取り出しやすい一角に保管しています。

・どの業者?
Qriom 手回しラジオ (YTM-R110)、 株式会社山善

・何ができる?
機能はラジオ(AM/FM)LEDライト/サイレン手回し充電、3端子:USB、イヤホン、バッテリー充電器用、ガラケー用拡張端子(びっくり(笑)))、乾電池活用充電&稼働、生活防水/防塵機能(IP54)です。ラジオはアンテナもあり、つまみでチャンネルを合わすタイプです。めちゃくちゃ明るいわけではないですが、ライトは数分の手回し充電で使えるので十分です。居場所を知らせるためにサイレン音を出すこともできます。

・どんなしくみ?
電力は、手回し充電、単三乾電池(2本)の両方で供給可能です。仮に災害時に電力が完全に断たれても、手回しハンドルでラジオから情報入手が可能なところがgoodポイントだと感じます。

・いくら?
税込5,000円前後です。

・ここが個人的に惜しい!
①最大のネックが、手回し充電がスマホの充電には全く役に立たないことです。まるでできるかのように記載があり、その通り5分間150回転/分を試しました。結果はわずか1%の電池残量も増えず…。何かの間違いかと思い、携帯の電源を落としてみたり、iPhoneSE2ではなく妻のアンドロイドでも試したりしましたが、結果は変わらずでした。…、パッケージには同充電作業量で連続通話3分や連続待ち受け30分などと記載があるので、これは期待していた大本命が挫かれ大幅減点となった理由です。
ただし、重要な①補足です。ところで実際の災害時の状況を想像してみます。混乱と疲弊に消耗しきっているときに、手回しでスマホが完充電するだけの体力と気力が果たしてあるのでしょうか?ライトとラジオの手回し充電は問題なく、乾電池さえあればスマホへの充電も十分可能です。そう考えると、十分な乾電池ストックさえ一緒にあれば防災アイテムとしては十分活用できる!という結論になり、そちらが評価:可の理由です。

以上、今回のご紹介はこれで終わりです。ちなみに次の防災備品は登山用でも使えるガスバーナー(火)、そして防災食の購入を随時考えています。災害は必ずきます。某ゲームでいうならば、最低限の装備もなくモンスターに挑むような惨劇がないようと願うばかりです。われわれは教会で祈っても復活することはできませんから。

しかしながら単なるケース1には変わりありませんので、すべての人に同じ使用感が得られるかはわかりませんが、実際にわたしが使ってみたものだけをこれからも書いていきます。買う場合でも買わない場合でも、この『ほんとにお役立ち?アイテム出会録』こそががお役立ち!情報になりましたら幸いです。

今日もお付き合いくださりありがとうございます。
ではまた。

 
 

投稿者:

buoyutto_jin

For. My Reader... 1990年生まれ/神戸出身/心身ともに男性/4人家族子供2人(男女比2:2)。 家族からの呼び名はダウアン。(キッズ達により命名) 社会人9年目の2021年にうつ症状で休職2か月。再発対策でブログの開設を思い立ちました。回復して働き出すも束の間、まさかの翌年6月に5年生存率15%以下の希少癌が発覚(ブログに記載あり:My Home Is Sweet.)。以後、闘病生活にいそしんでいます。 それでも、わたしは幸せです。日々幸せは心の持ちようでいかようにも決まります。そんなわたしの心の軌跡をここに書き残します。   For. My Family... いつか読んでほしいけど、本当は読んでほしくない。 読まずとも幸せに過ごす毎日を願って綴る、未来の我が子へおくる父のバイブル。

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