24.9.17【人との対話がニガテなとき。】_”表組”テーマ(1):どんなメンタルで対話に臨む?

“輪”持ち寄れば、別物の“束”になるように_花束と対話

新企画、その名も表現組み立ての訓練、
略して “表組” シリーズを開始! 

(カテゴリー:#日常_ほのぼの_表組)

 先日の事、久しぶりに会う人とお話しする機会がありました。時間にしてだいたい20分ぐらいでしょうか。経緯もお見舞いという形で内容は簡単な雑談。病状やお互いの近況をサクッと話題にするような時間を過ごしたわけです。当然、嬉しい訪問です。なにしろ向こうからわざわざ時間を作って会いに来てくれたのですから。なのに面談の後、わたしはとても寂しい気持ちが膨れ上がってくる自分に気付くのです。
 少し話が飛びますが、体調がいいのでこのところ体を鍛えていて、特に歩行能力の強化に力を入れていました。現状では外の補助器具なしの一人歩きはまだまだ不安なレベルです。そして歩行に着目した理由は通勤ができるようになることでして、すべては社会復帰の準備の一環としての取り組みでした。そういった想いが高いモチベーションの源泉で、早い話がそんないい感じに火がついていたところに遭遇したのが、この出来事でした。
あのときの嬉しい気持ちに矛盾する正体とは、それは“思ったほどうまく相手と話せない”自分へのおっきながっかりでした。
働いていたあの頃、会話の一言のわかりやすさや円滑さ、話題の思いつきに違和感があっただろうか…?それがたとえ新規で初対面のお客様であったとしてもです。おそらくあのときの相手もそんな違和感を感じてはいなかったでしょう。ですが腐っても営業という職業柄、自分の中で納得できないまたは思い通りにいかない気持ち悪さにつまづいたのはかなりショックでした。2年のブランクに改めでがっつーん、とかまされたわけです。

しかし、これでくしゃっとなってはあまりにも情けなさすぎる(笑)もう34歳ですからね。
そこで発案したのが冒頭ありました、その名も表現組み立ての訓練、略して “表組” です。要は場数のリカバリーをしよう、が趣旨です。闘病生活のなかで数多くまとまった時間距離の近くない人と話すの現実的ではないので、その下準備をしようというわけです。日常ふと気づいたテーマにいろんなスキルを試しながら、時間を測りつつA4ノート半分ぐらいの文章にまとめます。そしてそれを1~2週に1回ブログにアップする。文章作成に当たっては、書籍で学んだスキルを活用します(例えば、クリティカルシンキング、コンセプチュアルスキル、5W1H思考など)。この反復により、話のネタ数確保ができますし、頭の中の整理整頓能力や話す際の“型”(順序や全体構成のバリエーション)を習得。さらにそれらを活用してゆくゆくは“わたしが自分で納得する程度に”瞬時に話を組み立てられる能力の獲得を目指します。さらに、合わせて少なくなりがちなブログ更新頻度も解消!…随分と自分ばかりに寄った取り組みではありますが、社会復帰の一環として継続していくつもりです。

さて、前置きが長くなりましたが記念すべきテーマ(1)はこちらです!

表組テーマ(1):どんなメンタルで対話に臨む?

相手にとって、心地よく協力的、そして対話による成果を目的に置く姿勢が適切です。

たしかに激しく白熱する展開や相手をやり込める“論破”ように勝ち負けにこだわる論戦形式の対話は見ているギャラリーを興奮させます。そうした手法がディベートなど勝負を目的とするケースでは正当化されるでしょう。
一方で一般的な対話は建設的な場であり、話し合いの末に双方の利益をどれだけ高められることができたか、が最も重要になります。実際に過去身の回りにおける世の中の大半の対話は、後者のケースであることが多いはずです。さらに利益の点からいえば、その時の対話以降もお互いの関係性は続くため、長期的に信頼に基づく継続良好な関わり合いが望まれます。だから、礼儀やマナーが心地よさや協力的であることの表明として、信頼関係構築を目指すうえで大切にされるのです。

つまり、対話の全体対極を理解すること、いかに対話の成果に寄与できるかです。勝敗であったり自分や誰かが優秀な発言ができたかどうかという属人的で些末な要素に一喜一憂する必要はありません。このような点に主眼を置いて望むメンタルが対話には求められます。

                                    以上

 

第一回はスタートのきっかけになぞらえたテーマに、頭を巡らせました。やってみた感想は“なかなか楽しい”です。何が楽しいかというと、ぼやっと思っていたことが言語化できるので、頭がとてもスッキリします。部屋を掃除して満足するような感覚にちかいでしょうか。また過去の体験を自分なりに落とし込む作業なので、“体験”をほかのことに転用&活用できる“経験”に変える作用もありました。
さあ、これで頭も冴えて、話も楽しくなって、更新頻度も高まれば、まさに一石三鳥!

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた。

 
 

投稿者:

buoyutto_jin

For. My Reader... 1990年生まれ/神戸出身/心身ともに男性/4人家族子供2人(男女比2:2)。 家族からの呼び名はダウアン。(キッズ達により命名) 社会人9年目の2021年にうつ症状で休職2か月。再発対策でブログの開設を思い立ちました。回復して働き出すも束の間、まさかの翌年6月に5年生存率15%以下の希少癌が発覚(ブログに記載あり:My Home Is Sweet.)。以後、闘病生活にいそしんでいます。 それでも、わたしは幸せです。日々幸せは心の持ちようでいかようにも決まります。そんなわたしの心の軌跡をここに書き残します。   For. My Family... いつか読んでほしいけど、本当は読んでほしくない。 読まずとも幸せに過ごす毎日を願って綴る、未来の我が子へおくる父のバイブル。

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